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【レビュー】Logicool G913TKL Whiteはデスクをブチ上げすぎる

デスク2021、開幕――。

ごあいさつ

 全宇宙20阿僧祇のLogicoolファンの皆さん、こんにちは。イルカの人です。

はじめに

 以前の記事でも書いたように「白くて高級感あるキーボード買いてーー」と思っていたところそれを見かねたかのようにLogicoolが「カラーコレクション」と銘打ってカラバリを展開し始めたので、渡りに船とばかりに買ってしまいました。ということで、今回はその罪滅ぼしとしてこのハイパー上品キューティーガジェット1をレビューしていこうと思います。

まずは開封。Logicoolらしいシンプルな梱包が嬉しい

 1/24、注文の翌日にお急ぎ便で届きました。Amazonで「ホワイトセット」としてG304のホワイトモデルとバンドリングされていたのでこの際デスクから有線デバイスを排除して白に統一してしまおうと購入したのですが……その話はまたいつか。

おなじみのLogicool製品の箱ですね。

箱を開けたらすぐキーボードが出てきました。無駄のない梱包が素敵。

レシーバーは付属のMicroUSBケーブルで延長できるように変換コネクタと一緒になっていました。よくわからん心遣いだけど、付属品だけで完結できるのはありがたいですね。

ワイヤレスでトラブルレス。可搬性は……ユーザー次第?

 G913TKL(というかG913シリーズ)には特筆すべき特長があります。それはバッテリー式ワイヤレス接続であること。ワイヤレス接続のモードは標準的な規格であるBluetoothと、PCにUSBのレシーバーを挿すことで利用できるLogicoolが独自に開発した1msの超低遅延接続規格LightSpeedの二つがあります。
 バッテリー稼働時間は……「ワイヤレスで、しかも光るガジェットとしては長い」といったところでしょうか。バッテリー駆動時間の公称値は40時間ですが、現状真冬に暖房のついていない部屋でLightSpeedでの接続で連日連夜寝ているとき以外はずっとデスクに向かっているという気の狂ったようなハードユースを三日乗り越えてまだバッテリー残量42%と、なんか普通に公称値より長く稼働しています。一般的な「日中は普通に会社や学校に行って、帰って来てから数時間程度ゲームをする」といった使い方であれば10日程度は余裕で持ってくれることでしょうし、この頃流行りの在宅ワーカーの方であれば遅延を気にすることはないでしょうからBluetooth接続にすれば一か月近く持つのではないでしょうか。ちなみに充電しながらの使用も公式に対応しているので、在宅ワーカーの方でデスクにACアダプターが据え付けてあるのであればバッテリーを気にせず作業もできます。
 ただし、ワイヤレスキーボードならばそれなりに求められるであろう可搬性は少々難アリです。「究極の薄さ」と銘打ってはいますが、振動を減らして打鍵感を改善するために重量が盛られているので、ケーブル抜きで810gとそこそこな重量があります。「一階の書斎で仕事をして、二階の自室でゲームをする」という程度なら問題になることはないと思いますが、これをリュックに入れてスタバに行くのはちょっと大変かもしれません。そんな人がどのくらいいるのかは分かりませんが……。

打鍵感はさすがのもの。ただカラバリに乏しい

 打鍵感は「さすがLogicool」と称えたくなるほどにいいです。アルミパネルで本体の剛性を高めている上、バッテリーで重心を低く取っているので振動がデスクに伝わることもなく、気持ちよくガシガシとタイピングできます。

キースイッチのバリエーションは茶軸のみ。イルカの人は軸に大してこだわりはないので別に購入を見送るほどではなかった
キースイッチのバリエーションは茶軸のみ。イルカの人は軸に大してこだわりはないので別に購入を見送るほどではなかった

 ただキースイッチがCarbon(黒)モデルがクリッキー(Cherry MXスイッチの青軸に相当)、タクタイル(茶軸)、リニア(赤軸)と充実しているのに対してホワイトモデルではタクタイルのみと、少々バリエーションに乏しい感じがあります。まあ「カラーコレクション」自体がつい最近始まった商品展開ですし、恐らく売れ行きによってキースイッチのバリエーションが増えたり、他のLogicool製品のカラバリが増えたりするのでしょう。この点は今後の動向に注目ですね。

ユーティリティソフトでキー1個から光らせられる。オンリーワンの輝きを

 専用ユーティリティソフト「Logicool G HUB」を使うことで光り方を制御したり、ソフトウェアごとに違うプロファイルを設定したりできます。またファンクションキーに任意のショートカットキーやマクロを割り当てられるほか、「ゲームモード」を有効にしたときに入力を処理しないキーもここから追加できます。

 キー1個単位で自在に光らせられるので、Blenderをするときにショートカットが割り当てられたキーを光らせたりもできます。まあブラインドタッチを会得するとショートカットキーが光ってもあんまり意味はないのですが……

キーだけじゃなくてボタンも充実。聴き飽きた曲は飛ばしちゃおう

 このキーボード、キーの上にボタンが並んでいますよね?そう、これもG913の特筆すべき特長の一つなのです。左側にはLightSpeed接続への切り替えボタン、Bluetooth接続への切り替え、Windowsキーやアプリケーションキーなどのゲーム中に触ってしまうと困るキーの処理を受け付けない「ゲームモード」の有効化、キーボードバックライトの明るさ調整と、まあよくある感じのボタンが並んでいるのですが、その隣に並んでいるメディアコントロールボタンがかなり優秀な奴で、なんとバックグラウンドで再生されているメディアをスキップしたり一時停止したりできるのです。これがもうハチャメチャに便利で、作業中Spotifyの"Daily mix"リストを適当に再生していて「あ~、この曲はもう聴き飽きたな」と思ったらいちいちSpotifyを開いてShift+→しなくても飛ばせるし、モデリングやブログの執筆を終えて動画編集を始めるときはすぐに音楽を止めてシームレスに移動できるので、かなり作業が快適になりました。……ただBlenderを使っているときにこのボタンを押すとアニメーションが再生されてしまってクロスシミュレートが暴れ出したり、最悪の場合Windows側のオーバーレイ表示が壊れたりするので、これはLogicoolとBlender Foundation(とMicrosoftも?)がいい感じに協力して仕様としてうまく取り込むなりバグとして修正するなりしてほしいところです。  それとキーボード右端についているホイールでは音量を操作できるので、作業中は爆音でハードコアを聴いて、動画編集をするときはBGMの音量をちゃんと合わせられるように一般的なラインまで音量を下げたり、といったことが簡単にできます。

総評 値段を気にしないならG913TKLはかなりオススメのキーボード

 ユーティリティソフトでの操作が充実していたり、キーボードの角度を細かく調整出来たりと全体的に出来はいいキーボードなのですが……いかんせんAmazonで27500円はハードルが高い。わたしは曲がりなりにもキーボードやマウス等の周辺機器を仕事道具として使うのでそこへの投資は惜しまないのですが、さすがに一般的なゲーマーが2つ返事で「27500円か!よし買おう!」と言えるほどの値段ではないと思います。ただ、本当に27500円の価値を感じられるくらい作りこまれているので、ぜひともキーボード選びの選択肢に入れてほしい製品ではあります。
 以上でレビューはおわり、以下は余談です。

道具が良くなると、無限に仕事ができる

 

 キーボードとマウスを同時に買い換えたら、面白いくらい仕事がはかどるようになりました。キーボードは静かだし、マウスはケーブルがないから自在に動かせるし。しかもテンキーレスなのでマウスを操作する右手が身体の軸に近くなって、肩こりも改善しました。12時間ぶっ続けでモデリングしてても疲れない!!すごい!!! ただテンキーがないとBlenderで視点を座標軸に合わせるショートカットが使えなかったり(設定から数字キーに変更することもできるが、代償として数字キーに割り当てられていたショートカットが死ぬ)、動画編集ソフトやUnityでパラメータを入力する場面が多いのでやはり不便することがそこそこありました。まあこれはワイヤレステンキーを買えば解決する話なので、後悔はありません。肩こりも治ったし。
 それから、PCケースに合わせて白いデバイスでデスクを固めていく計画が一気に進んだので作業のモチベーションが史上最高にブチ上がりました。やっぱり毎日使う道具は見た目も大事です。――そうそう、仕事と言えば、私事ではありますが、1/30(土)12:00から18:00にかけて開催されるオールジャンルオンライン同人誌即売会NEOKETにわたくしイルカの人が「イルカの人の3Dモデル販売所」として参加することになりました。当日はI-18ブースにて皆さんをお待ちしておりますので、「このイルカの人ってやつはどんなツラしてるんだ!見に行ってやる!」という方はぜひいらして下さいね。


  1. 個人の感想です ↩︎

Licensed under CC BY-NC-SA 4.0
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